近年、アニメやマンガ、小説がメディアミックスで映画化されることは多い。もともとその作品のファンなら、劇場に足を運んで大画面の迫力を楽しみたいところだ。
しかし、こだわりがあるからこそ映画の内容に納得がいかないと、批判したくなるという人もいるのではないだろうか?
現在Twitter上では、そんな「批判」に関するマンガが議論を呼んでいる。
『私が大好きなアニメを見れなくなった理由』(1/2)
割と実話マンガ https://t.co/3vf1UJhaHe
— ながりょー🎻🎹🎨 (@micorun) 2016年3月1日
『私が大好きなアニメを見れなくなった理由』(2/2) https://t.co/Ggt0NoBMu5
— ながりょー🎻🎹🎨 (@micorun) 2016年3月1日
ストーリーは、主人公の大好きなアニメが映画化されるところから始まる。公開初日に友人を誘って観に行き、映画に大満足の主人公だったが、鑑賞後に友人からは痛烈に批判されてしまう。そのできごとがトラウマとなり、最終的にアニメ作品そのものへの興味を失っていく。
そして、最後に「一人でも多くの人に知ってほしい 批判は何も産まない。それどころか、ファンにとって大切な思い出を、ぶち壊すということを。(原文ママ)」と締めくくっている。
@micorun 突然失礼します!分かります!すごく分かります!自分も身近に批判厨が入るので痛いほどわかります!
何でも最初に観た時は面白いって思うのに、批判を1回でも聞いてしまうと無意識にその批判に納得してしまってもう最初に観た頃には戻れなくなっちゃうんですよ‥‥
— ランドハゼル@スランプ中 (@5551xxpp) 2016年3月2日
@micorun 私も経験あります😞
ある漫画が好きで友達に進めてみたら絵が下手話がややこしい登場人物がイケメンじゃないとさんざん趣味が悪いと言われそれ以来その作品を見ることが出来なかったです
でもアニメ化したとたん手のひらを返したかのようにベタ褒めしたのは笑っちゃいましたw
— モリゾー@義炭 (@wildcat222222) 2016年3月2日
これに対し、ユーザーからは同様の経験をしたことがあるとの声も少なくない。
@micorun RTで流れてきたので少し。人気が出てしまえば、ファンに対して必ずアンチも出ます。アンチは嫌われがちですが、批判というのは社会に必要です。耳を傾けて受け入れるも良し、反論するも良しですが、自分の好き嫌いの責任を他人に押し付けることだけはやってはいけません。
— ヤマコ (@yamako0430) 2016年3月1日
@micorun FF外から失礼します。相手の批判した人は愛があるから批判しているように感じました。感じ方は人それぞれなので、自分は自分、人は人と考えるのがいいと思いますよ。
— 多摩川 玉 (@tamagawa_tama) 2016年3月1日
@micorun 逆に僕は「なるほどそういう目でも見れるのか……」と思いますね。アニメに限らず洋画も好きなんで、色んな駄目出しや批判は毎日のように目にしますが「この人はそう捉えたのかぁ!でも俺はこうだ!!」みたいに感想を言い合えるのが好きです笑(ただのアンチはクソ)
— 友梧 (@AogiriYougo) 2016年3月2日
@micorun @lazy_cnyc 数年後に、「あのときは混乱したけど、思い出してみればやっぱこれ好き!」と再認識すればいいし楽しいと思います。
おっさんがダグラムやゴーグルVを今現在楽しんでるのは、けっこうそんなもんすよ。
— ブル公 (@blueburst1020) 2016年3月1日
一方で、批判への対処については意見が分かれているところだ。耳を傾ける、反論する、感じ方の違いと割り切る、しばらく時間を置いて作品愛を確かめるといったアドバイスがなされている。
@yamako0430 外からですが
この作者さんが言いたいのは「人の好きなものをその人の前で否定しても悲しむだけだからやめてほしい」という対人関係の問題なのではないでしょうか。
批判は必要でも、盛り上がっているところに水を差す必要全くはないと思います。
— 虚無 (@PacificaUFO624) 2016年3月1日
また、批判的な意見自体は必要だが、それを言うタイミングが重要であるという指摘も。
投稿者のマンガに関連して「#好きなアニメを友達に批判されたときの正しい対応」というハッシュタグでも、大喜利状態で意見が飛び交っている。
あなたなら、いったいどう対処するだろうか?