ファッションモンスターは江戸時代からいた!? 贅沢の権化「着飾」が恐ろしい…

虚栄心や派手好きを形にした珍獣。
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 国立公文書館の公式アカウントが投稿した、珍獣「着飾」のツイートが話題だ。

 国立公文書館デジタルアーカイブを見ると、「着飾」は『天保雑記』第5冊に載っている絵で、虚栄心や派手好きを形にした架空の珍獣なのだとか。

 この絵は「天保改革の頃、身分を越えた贅沢をしがちな江戸の消費生活と、これを取り締まろうとする幕府の政策を合わせて笑い飛ばす、痛烈な風刺精神が含まれているのかもしれない」とのこと。

 余計なものを買いそうになったときは、財布の紐を固くするために、「着飾」と化した自分の姿を想像してみるのもいいかもしれない。