とある僧侶と女子大生の出会いのエピソードがTwitter上で話題になっている。
僧侶といえば、知人の早稲文の子に、京都の一人旅で寺の庭を見てたら寝てしまって、起きたら傍らにお茶とイケメンの若いお坊さんがいて
「死んだように眠っていましたよ」
「…願わくば花の下にて春死なん」
「その如月の望月の頃」
ってやりとりからお坊さんとの交際に発展した人を知っています。
— 菅原エ-スマン辰馬 (@Tats_Gunso) 2015年11月24日
「願わくば花の下にて春死なん」 「その如月の望月の頃」とは、西行の詠んだ和歌で、「できれば2月15日頃、満開の桜の木の下で死にたい」という意味である。これはお釈迦様の命日と同じで、西行のお釈迦様へのあこがれを詠ったものだ。
とっさにこの歌が口をつくあたり、さすが文学部といったところだ。
@Tats_Gunso ありがとうございます!少々補足を…お茶は出てません。ポイントは私が寝ていたのが【満開の桜の木の下】ということ。「桜が綺麗でつい…」と言い訳をすると、彼は独り言のように上の句を呟いたのです。私が下の句を続けると彼は優しく微笑み、その瞬間私は恋に落ちました。
— cherry (@blossssom0425) 2015年11月25日
しかし、このエピソードの登場人物と思われる女子大生本人が登場し、少々訂正が入った。
実際はお茶は出ておらず、彼女が寝ていたのは、満開の桜の木の下だったそう。そこで、「桜がきれいでつい…」と言い訳をすると、僧侶は独り言のように上の句を呟いたよう。彼女が下の句を続けると僧侶は優しく微笑み、その瞬間、彼女は恋に落ちたそう。
いずれにせよ素敵な出会いであることは間違いないだろう。