コミュ障を苦しめる「コミュニケーションハラスメント」とは?

あなたの言葉が傷つけているかも…
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 人が多く集まる場であまり発言できていない人に対し、気を使って声をかけたつもりが、逆に当人を傷つけてしまう危険性を指摘したツイートが話題になっている。

 投稿者は、他人とコミュニケーションを取ることを苦手と感じる、”コミュ障”(コミュニケーション障害)に対しての不用意な「大人しいよね」「なんか喋ってよ」という発言は「コミュハラ(コミュニケーションハラスメント)」に当る可能性があると指摘している。

 投稿者はいかにこのような言葉が、苦痛かということを「ハゲている人に対し、『ハゲてるね』『毛生やしてよ』と言うようなもの」という例も出している。

 この発言に対して、「共感できる」という声も多く寄せられたが、一方で精神的な「コミュ障」と肉体的な「ハゲている人」を同列に考えるのはいかがなものか? と疑問視する意見も寄せられた。

 日本人の国民病とすら言われるぐらい自覚している人が多い「コミュ障」。コミュ障を抱える人たちは一見、外見上は健常者と見分けがつかないが、本人はコミュニケーションが順調に行えないことに大きな苦痛を感じている。あなたはこの問題をどう考えただろうか。