【検証】インドメイクをすると誰でもインド人になれるのか
サリーに着替える
美矢さんに貸してもらったサリーの下に着るインナー。
どう考えても入りません…。
「破けそうですね。あきらめて、タンクトップだけにしましょう。はい、じゃあサリー出しますよ」
な、長い…!!
インドの民族衣装であるサリーですが、実は5メートルくらいの一枚布。1人では全然着られない代物だということを、今回初めて知りました。
「インドではメイドさんが着せてくれるんですよ。今回は我流でなので、ちゃんとした着方を知りたい方はググってください」
「インドっぽくしようとすると、髪型は“ひっつめ”にしがちなんですが、どちらかサイドに流したほうが顔の大きさや丸さが強調されません。ちょっとアバズレ感も出るのでオススメです」
サリーに着替えて、髪の毛もセット完了!
ようやく、ひにしあい(インドver.)の完成!
嬉しいので調子に乗って、コスプレ風写真を撮りまくることに。
「すげー! 感じ出てる!!」
「ちゃんと、胸張って! 背中を立てて!」
「これが限界です。痛いです」
「ダメです。目をしっかり見開いて!」
こ、こんな感じですか? 先生!
「寝転がって撮るときは、二重あごにならないように、ペットボトルなどを首の下に敷くといいですよ」
「口は半開きで欲しがっている感を出してみてください」
プロの指導の結果…
仕上がった。完璧ですわ。しかもね、この写真加工してませんから。エレベーターホールの床とは思えないクオリティですよ。やばいやばい、完全にインド美人できましたわ。
「じゃあ実際に、インドの方から見ても、ひにしさんがインド人に見えるのか、近くのカレー屋さんに行って検証しましょう」
インド人に「インド人認定」してもらえるのか?
インド人コスプレのままカレー屋さんに移動を開始。
半端ない違和感…。
踏切を渡るインド人。
代々木の街に降り立ったインド人。人の目がちょっと冷たくて、東京砂漠は辛いです。
そして、カレー屋に到着!
「ナマステー」
さっそくインド北部出身の店員のお兄さん(22歳)に突撃。
「彼女、かわいい?」
「うん、かわいい! よく似合っているね」
「じゃあ、彼女はどこの出身だと思いますか?」
「うーん…。そうだなあ、コリア?」
「元々は平面的な顔って完全にバレてる~!」
【検証結果】
インドメイクを完璧に仕上げても、インド人にはなれない!
「残念だったけど、大変身だと思いますよ! 加工しないでここまできれいになるなんて」
「確かに! ここまで見た目が変わるとは…。参考になるメイクテクニック満載だったので、普段のメイクにも取り入れたいです。嬉しいので今日はこの顔のまま帰ります!」
帰りがけ、ウキウキしながら自撮りしたのですが、普段着にこの顔…
確かにToo much!!!!!
くれぐれも、インドメイクのやりすぎには注意しましょう。