「壁ドン」というものがある。女性が壁に追いやられ、男性が女性の顔の横辺りに手を置く行為のことだ。誰もが一度は憧れる行為ではないだろうか。
映画館にこげなものが設置されており、男子高校生2人が楽しそうに壁ドンされてた( ̄▽ ̄)ふふふ… http://t.co/v4zj3xnTSY
— にゃんす (@nyansu54) 2014年12月9日
しかし、壁ドンは誰もができる行為ではない。そう、相手が必要なのだ。一人ではどんなに壁ドンがしたくてもできないのである。世の中、実に難しくできている。
そこで、一人でも壁ドンをしたい方のために、壁ドンに適した「ちくわ」を紹介したいと思う。今、すごい疑問を感じたかもしれないが、ちくわはすべてを解決してくれると信じているのだ。
とはいえ、ちくわごとにタイプは違ってくる。自分が壁ドンしたい彼女(ちくわ)は、本記事を参考にして選んでいただきたいと思う。
まずは普通のちくわで壁ドンをする。
壁に彼女(ちくわ)をセットして、
壁ドン。
一般的なちくわは、互いに意識しあっているが、まだ恋仲ではない「友達以上恋人未満」の壁ドンに適している。恋人への一歩を踏み出すために行う壁ドンだ。顔を近づけると彼女(ちくわ)の匂いを感じることができる。
壁ドンの一歩先に「顎クイ」というものもある。ただし普通のちくわは短いために理想的な顎クイは難しい。しかし、僕らはまだ「友達以上恋人未満」。顎クイにはまだ早いのだ。そんなプラトニックな関係を楽しめるのが普通のちくわだ。
次は「焼きちくわ」で壁ドンをする。
彼女をセットして、
壁ドン。
焼きちくわは長いので、恋人関係になってからの壁ドンに適している。お互いに心を許している壁ドンだ。恋人関係なら壁ドンは必要ないと思ってしまうが、壁ドンという非日常のドキドキが愛をさらに燃え上がらせるのだ。
二人の仲は深まっているので「顎クイ」も実にスムーズ。フックから外れる心配がないのだ。彼女が焼かれているのも、私に恋い焦がれた結果。その焦がれ具合を再確認して、顎クイで自分の口元に近づけ、キスへと至る。
つまり焼きチクワは、付き合い始めて2年目の壁ドンを体験できるということ。彼女はいつでも美しく、僕らにドキドキを与えてくれる。結婚を視野に入れてもいい相手と言えるだろう。
次は「チーちく」である。中にチーズが入っているちくわだ。
壁ドン。
色白の彼女(ちくわ)は、日本人の父親と北欧出身の母親を持つハーフ。
彼女は小さく顎クイはできない。しかし、彼女の北欧の血がそうさせるのだろう。積極性を求めている。いきなりのキスということだ。すべてをいっぺんに口に含む大胆さを欲するのだ。もちろんそれに答える。それが僕らのジャスティスなのだ。
続いてのお相手は「生ちくわ」。値段も高く、お嬢様への壁ドンである。ただし過保護に育ったお嬢様(ちくわ)だけあり、未知の体験への興味はあるのだろう。その結果の「生」という言葉。コチラのドキドキを高めてくれる。
壁ドン。
本来なら付き合うことができない、身分の差がある女性への壁ドン。いいシャンプーを使っているのだろう。壁ドンで顔を近づけると、今までにない高級な香りがした。
顎クイもどこか硬さを感じる。しかし、それが男性慣れしていない感じでかわいい。お嬢様の証拠だ。
そしてキス。とてもプリプリとした食感だ。彼女は情熱的でもあるのだ。そのギャップに僕は悶えてしまう。
最後はちくわではないが、名前が似ているので「ちくわぶ」に壁ドンをしようと思う。
壁ドン。
彼女(ちくわぶ)はシティーガールである。九州の片田舎出身の私は彼女を知らなかった。初めて出会う都会の女性。色白でスラッとした体をしている。洗練されている女性への壁ドンだ。
しかし、彼女は男性に慣れていない。「顎クイ」をすると体を硬直させた。折れてしまいそうだ。都会の洗練された女性なのに男性に慣れていない。そのギャップに胸の高鳴りを感じる。ただそれがいいのだ。
以上です。みなさんはどの彼女と壁ドンしたいでしょうか。ちくわの天ぷらや、おでんのちくわなど、どこかに染まってしまった彼女との壁ドンもいいかもしれません。染まった彼女を自分色に変えていくのです。ちくわの可能性は無限大。それだけは覚えてほしいです。
食べるとおいしいね。