最近の子どもはマンガが読めないのか？ Twitterで議論に
最近のマンガは、子どもたちの変化により、そのスタイルも徐々に変化しているとTwitter上で議論を起こしている。
まずは、下記のツイートを読んでいただきたい。
以前とある雑誌で漫画を描いた時、
「今の子供は漫画を読めないので、ひとつのコマに2つ以上の行動を入れないで下さい」と言われた事がある。
(例えば)
ハッとなって、ふりむいて「なんだって！？」と叫ぶ。
↑1コマで済むけど、3つの行動をしているので3コマ必要になる。
— 高野敦識 (@takanocchi9) 2014年10月2日画像のような演出もダメと言われた。
読んだ子が「どうして同じ人が同じ場所に2人いるの？」と言ってしまうからだそうだ。 http://t.co/6MwpcDSZIP
— 高野敦識 (@takanocchi9) 2014年10月2日上記の投稿者はマンガ家は「たかのあつのり」さん。彼の説明によると、マンガを読みなれている人にとっては、当たり前に内容が理解できる一コマだが、最近の子どもは「どうして同じ人が同じ場所に2人いるの？」という疑問を持ってしまうらしい。
@takanoatsunori 読者にわかりやすく、ですかね・・・？読む側が成長して他の少年誌を読み始めて、そういった表現が多数あることを知るまで理解されないから、かもですね。
— サブカルチャー上司 (@SubculturJoshi) 2014年10月2日@takanoatsunori ジャンプとかならともかく児童誌あたりだと昔からこういう表現避けてきたんじゃないでしょうか。ドラえもんをたまに読むことありますけど、一つのコマにあんまりたくさんの行動は入ってなかった気がします。
— 小川淳次郎/ジュンサブロウ (@sazanka_mimiga) 2014年10月2日@O13954 話に夢中になるとか、登場人物に感情移入して読んでると気にならいような気もするんですけど、物語よりも構図の方に気持ちが取られてしまうんですかねぇ。私は他者の気持ちを臆る想像力をどうやって養ったんだろうなぁ。
— 花夫 (@hanao04) 2014年10月2日@hanao04 想像力や理解力をキタえられるのはアニメやマンガがもってこいだと思います。紙の上の線や面だけでどれだけのことが読み取れるのか。「どうして同じ人が同じ場所に2人いるの？」という質問に答えてやる親や大人がいれば済むことだし、そういう観る側のルールを作ってしまうのも表現
— ゆきぴょん (@O13954) 2014年10月2日これに対し、Twitterユーザーからは上記のような考察が寄せられている。
だからもう
こういう感じのコマ割りされると
全く読めないらしい。 http://t.co/NHv484zf2h
— よんてんごP (@yontengoP) 2014年10月2日ちなみに、その大学時代の友人曰く、
「ここがこうだから読みづらい」
という説明がこちら。 http://t.co/TYbMvqJsFo
— よんてんごP (@yontengoP) 2014年10月2日おまけ。
「何でこの人は自分のアタマで考えていることを
常に絶叫しないといけないの？バカなの？」
って聞かれた。
コレも『漫画を読むためのルール』だよなぁ… http://t.co/JFdVEshFmq
— よんてんごP (@yontengoP) 2014年10月2日また、「4.5P」さんもこの議論に参加。主人公の心情を表わした文字をセリフと捉えられてしまったり、顔がアップになる表現は背後に巨大な顔が出現したと思われたりするそう。
あなたはこの「最近の子どもはマンガが読めない議論」について、どのような意見を持っただろうか？ また、マンガ家さんの意見もぜひとも聞いてみたい。