36年前に手塚治虫が提唱していた「長編マンガの良い例・悪い例」とは?

エヴァンゲリオンは悪い例?
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 マンガ界の巨匠・手塚治虫。彼が36年前に提唱していた「長編ストーリーマンガの良い例・悪い例」が現在、Twitter上で話題になっている。

 投稿者は写真ブロガーのジェット・リョーさん。上記の画像は手塚氏の著書「マンガの描き方―似顔絵から長編まで」の中の1ページだと思われる。

 それぞれ木の図を例えにしており、良い例には「先細りになっていない」「スジのはこびがなめらかで分かりやすい」などのポイントが書かれている。

 反対に悪い例には、「スジの上に意味のないふくらみがある」「枝葉が多すぎて分かりにくい」「ひとりよがりで不親切」など、なかなか辛辣なコメントが…。

 これに対し、Twitterユーザーからは「エヴァンゲリオンは左」といった声が寄せられている。また、大人気マンガ「ワンピース」を考察する人も。

 時を経て、名作といわれるストーリーの基準も変わっていくのかもしれない。

 さて、あなたはどんなマンガを思い浮かべただろうか。