オカルト雑誌「ムー」公式ショップがグランドオープン! これがスピリチュアルパワーかぁ…
7月9日にプレオープンした学研のオカルト雑誌「月刊ムー」公式認定ショップ「ムーSHOP」が本日7月31日、グランドオープンを果たした。
本日、渋谷にムーショップがプレオープンしました!! 7月31日のグランドオープンに向けて着々と発進中です(・ω<) 渋谷にお越しの際はぜひお立ち寄りください!(ジャ) http://t.co/8scu70WABg http://t.co/2zFt7CBSfE
— 月刊ムー (@mu_gekkan) 2014年7月9日
トゥギャッチ編集部は、さっそく謎に包まれたお店へ潜入することにした。
店舗は渋谷消防署のあるファイヤー通りに面している。
店内には民族音楽のような曲がBGMとして流れ、落ち着いた雰囲気。店長は、中学生時代から35年間「ムー」を愛読している山﨑さん。パワーグッズの制作を専門とし、クフ王のピラミッドを貸し切ったこともあるという、いわばハイパースピリチュアルクリエイターだ。
山﨑さんの話では、取り扱うグッズの数はプレオープン時の約2倍になったのだとか。
接客するスタッフとお客さんが会話をしている。
「真っすぐ立ってください。そしてこれ(スピリチュアルグッズ)を持ってみて」
「…なんだか引っ張られる感じがしますね」
「そうです。踏ん張りが違うんです」
一般人の筆者とは完全に次元が違う内容だ。こんな風に、オカルトファンならワクワクする不思議なやりとりが繰り広げらている。
店内にはパワーストーンのピアス・ブレスレットといったアクセサリーやストラップ、
玄武岩にヒエログリフが彫刻された置き物「トートの神官ピラミッド」(3万2,000円)や、
岩手県の霊石「遠野の石」(右の円形タイプ:1万円)、
パワーストーンの「七聖陣 セブンスター」(1万7,000円)など、スピリチュアルグッズが豊富に取りそろえられている。全体的に石がとても多い。
また、神秘的な力が込められている希少な品が多いためか、冷やかしで購入できるような価格ではないという印象だ。
店内奥のショーケースには、ご紹介した品物より、さらに高価な10万円以上のグッズも。きっと15万円分の宝くじに当たったり、潜在していた能力が発現するなど価格を上回るご利益があるのだろう。
「まずは手ごろなもので、スピリチュアルな世界の入り口をのぞいてみたい」という人のために、筆者独自の目線でオススメアイテムを紹介したい。
「ペンデュラム」(シルバー・ゴールド=2,000円、ヒマラヤ水晶=3,000円)
地下水脈や鉱脈を発見する占いとして有名な「ダウジング」に使用する振り子だ。ペンデュラムは過去に「月刊ムー」の付録となったこともあるスピリチュアルアイテムの定番。
陳列棚が焼肉の網に見えたのは、恐らくペンデュラムに込められたパワーのおかげだろう。
「夢をかなえるパワースポット傘」(1万2,000円)
パワースポットとして有名な「分杭峠(ぶんぐいとうげ)」で撮影した写真が内側にプリントされた傘は、オーラのような美しい虹色がオシャレ。
傘をさすだけで、写真から発せられる気のエネルギーにより、その場が強力なパワースポットになるのだという…。「どこでもドア」風お手軽スピリチュアルアイテムだ。
「メダイ」(1,000円)と「奇跡のメダイ」(1,200円)
奇跡なのに、ノーマルとの価格差はわずか200円。奇跡の価値とはいったい…。
こちらのメダイことメダルは、店長の山﨑さんがフランスで購入してきたのだそう。2種類の違いを聞いてみた。
「銀のメダイはルルドで、金色のほうはパリの教会で購入しました。特に違いはありません。銀色のものはアクセサリーとして女性にオススメです。金色のほうは、ケースに入れたまま財布などに入れて身に付けるので男性にオススメです」と山﨑さん。
特に違いはないということで、スピリチュアル初心者の筆者は安いほうの「メダイ」と、チベット族秘伝のハーブのお守り「プルパ・パジュラ」(900円)を購入してみた。
「月刊ムー」のロゴステッカーとショップカードがうれしい。おもちゃ屋さんのようなファンシーな包装紙が、ある意味一番オカルトだった。
ちなみに、以前話題になった「ムーポーチ」は、10月頃に発売予定だとか。山崎さんによれば、「受注生産となる可能性があるので、確実にゲットしたい人はショップのメルマガに登録してみてください」とのこと。
渋谷に誕生した摩訶不思議な「ムーSHOP」。足を踏み入れれば、あなたも未知なるパワーを感じられるかもしれない。